9月30日(日)に、新潟市立山の下小学校の学校・地域合同の防災訓練が開催されました。
その中で、毎年6年生は地域住民・保護者の方と一緒に地域の危険・安全箇所チェックのまち歩きと津波避難マップ作りの活動を行っています。
9月30日(日)に、新潟市立山の下小学校の学校・地域合同の防災訓練が開催されました。
その中で、毎年6年生は地域住民・保護者の方と一緒に地域の危険・安全箇所チェックのまち歩きと津波避難マップ作りの活動を行っています。
9月26日(水)に新発田市立加治川中学校へ避難訓練後の講話で行ってきました。
教室棟から体育館へ続く渡り廊下の掲示板にこんなものを見つけました。
「9月は防災月間 今月は避難訓練があります」
のタイトルとともに、近年日本国内で発生した自然災害を報じる新聞記事が張り出されていました。
防災教育を取組むにあたっての課題として、「授業時間の確保が難しい」ことがよく挙がります。
授業時間の確保が難しい場合でも、日常生活の中で防災の要素を溶け込ませる方法はいろいろとあるのだなと、各地の学校に訪れるたびに気付かされます。
このような、現場の先生のキラリと光る工夫を見つけ次第、「なるほどお手軽防災教育」のページでご紹介しています。
9月14日(金)に長岡市立神田小学校4年生のみなさんがきおくみらいに来てくれました。
神田小学校はきおくみらいから歩いて20分のところにあります。意外なことに、神田小学校の見学は今回が初めてでした。
総合的な学習の時間で防災をテーマに学習を進めており、先生が調べていくなかで、きおくみらいをはじめとした中越メモリアル回廊を知り、今回の見学に至りました。
7月6日に、長岡市立栖吉小学校6年生と保護者を対象にした防災講座を実施しました。栖吉小で防災をテーマにPTA行事を行うのはこれで3年目です。
中越地震当時、栖吉小では長岡市の小学校の中でも大きな被害を受け、避難所も開設されました。
地震から13年経過し、学校に通うのは皆地震を経験していない子どもたちになりました。経験がないのは、子どもたちだけではありません。中越地震後に別の地域から来た保護者の方も今では多くなってきています。
今回の講座では、当時の様子を振り返るとともに、もしまたこの地域で大きな災害が起きた時に、「どんなことに困り」「どんな備えが必要か」を考える目的で行われました。
災害食づくり体験に入る前に、災害時の食の重要性について考えるために、避難所での食をテーマにした話し合いを行いました。
「300人いる避難所におにぎりが100個しか届かなかったらどうする?」
この課題について、保護者の方も交えたグループで話し合います。
「煮炊きして雑炊にしたらどうだろう?」「でも、水とか鍋とかガスとか道具が必要になるね」
「自分は我慢して小さい子やお腹が空いてる人ひ譲る」「そんなの絶対無理だよ」
その後、長岡市の食料備蓄の状況や、災害時の食に関する困りごとを確認しました。
災害直後、避難所に届く物資のほとんどはパンやおにぎりなど炭水化物中心です。炭水化物中心の食生活が続くと、食欲不振、ビタミンやミネラルなどの不足で体調を崩すことにもつながります。
電気・ガス・水道が使えず、生鮮食品を調達しづらい災害時でも、栄養価の高い食事を最小限の手間と物資で作る手段として、火を使わないパッククッキングを体験しました。
常温保存でき、栄養価の高い切り干し大根・乾燥わかめ・ツナ缶をポン酢で和えた切干大根サラダを作りました。
包丁も火も使わないため、分量さえ決めてしまえば小さな子どもでも安全に作ることができます。
災害時を想定し、限られた水で調理したため、味付けがやや塩辛くなってしまった班もありましたが、これも経験です。今度もっと上手にできるようにぜひ家庭でも試してもらいたいなと思いました。
こども防災未来会議について
このイベントは平成26年に新潟日報社様が開催した防災かべ新聞コンクールを継承し、平成27年度より毎年開催しています。防災かべ新聞コンクールを開催し、受賞団体の表彰式と併せて「防災について学習した子どもの学習成果の発表と交流、そしてよりよい未来のにいがたを子どもと一緒に創るプロジェクト」です。
『こども防災未来会議2018』
~防災かべ新聞コンクール発表会・表彰式
2018年度こども防災未来宣言ディスカッション~
開催日時:平成30年12月1日(土) 10:00~12:00(予定)※開催時間が半日にリニューアルしました!
会 場:長岡震災アーカイブセンターきおくみらい(予定)
主 催:(特活)ふるさと未来創造堂
協 力:群馬大学大学院理工学府広域首都圏防災研究センター、(公社)中越防災安全推進機構 他(予定)
『防災かべ新聞コンクール』の作品を募集します!
<概要>
募集内容:新潟県内の児童・生徒がグループ(班・クラス等)または個人で、防災について学ぶ過程で気付き、考えたこと
をまとめたものを募集します。
募集対象:新潟県内の小学校中学年(3・4年生)~中学生のグループ(班・クラス等)または個人
応募部門:小学校中学年(3・4年生)の部・小学校高学年(5・6年生の部)・中学生の部
応募方法:受付用の「エントリー用紙」を記入し、受付期間内にメールまたはFAXにてお申込みください。
受付期間:平成30年7月2日(月)~10月5日(金)
作品出品:作品に「出品票」を貼り付け、提出期限までに宅急便等での発送または直接ご持参ください。
提出期限:平成30年11月7日(水)必着
※その他、詳細は「募集要綱」「ふるさと未来創造堂ホームページ」をご確認ください。