伝言ゲームと防災工作

夏休みも終盤。夏休み期間中の子どもたちは、お家にいたり、外で遊んでいたり、学校の管理下ではない8割の時間を過ごしています。
学校管理下外の8割を埋めるために、児童クラブに行ってきました。

まちからでできる小学生向け防災講座

夏休みになると、児童クラブは毎日朝から子どもたちの声であふれています。
北条児童クラブからの相談があり、避難訓練の実施に合わせ、まちからを飛び出して防災講座を実施することになりました。

子どもたちは一年間を通すと全体で2割程度しか学校の管理下にありません。
そのため、残りの8割を埋めるためにも、こういった学外活動での防災も大切になります。

キャンドルナイト灯篭の作成

日吉小学校4年生は、中越沖地震の時には、生まれたばかりか、まだお母さんのおなかの中にいた年齢です。
まちからにて当時の災害のことを学びにきた後、地元でキャンドルナイトを続けてきた小黒さんから、このキャンドルナイトが続けられてきた意味なども授業を通じて伝えられてきました。

未来へのメッセージを込めて作られた灯篭は、当日の天候が悪く残念ながらまちからの室内での展示となりました。

先生からは、未来へつなぐ気持ちの大切さを4年生に伝えるのはなかなか難しかったとも聞いていますが、子どもたちが作った灯篭は、感謝の気持ちや未来へつないでいくことの大切さが書き込まれ、(LEDでしたが)照らし出されていました。

次年度以降も、このキャンドルナイトは続いていくものと思います。
被害の状況、感謝の気持ちなど当時の経験を語り継ぐこと、忘れないことも、防災教育の大切な一歩です。