防災講座と避難所運営ゲーム

新潟県立白根高等学校の1,2年生を対象に防災講座を行ってきました。
ついに高校でも防災教育を実践することができました。
新潟市南区総務課が主催する事業の一環として、新潟県立白根高等学校の1~2年生を対象に防災講座を行いました。

新潟市で防災教育実践事例報告会

新潟市防災教育学校連携事業の一環として、実践事例報告会兼教員研修会を行いました。

新潟市では、ふるさと新潟防災教育推進事業(学校実践事業)を活用して、新潟市防災教育学校連携事業(平成27年度~31年度)を実施しており、毎年約35校の小中学校をモデル校に指定して防災教育の自校化を進めています。
この日は、平成27年度の指定校(実施終了)と28年度の指定校(実施予定)の計69校の担当教員が一同に会し、実践事例報告会兼研修会を行いました。

当事業概要説明や新潟市防災教育コンソーシアムについての説明の後、代表4校の実践報告を行いました。
どれも地域と連携し、子どもたちの主体的な姿勢を育む素晴らしい取り組みでした。

  • 西蒲区:鎧郷小学校(地域と連携した事例)
  • 東区:下山小学校(防災士との連携事例)
  • 南区:白根第一中学校(既存の避難訓練を工夫した事例)
  • 北区:南浜中学校(地域と連携した事例)

後半はジグソーメソッドという手法を用いて、防災教育について深く学んでいただきました。
今年度と次年度実践校の共同グループでのワークでしたが、自校の取り組み事例をお話ししたり、情報交換をしたりと、お話が盛り上がっていたようです。

一口に「防災教育」と言ってもとても奥深いものです。
様々な視点で防災教育を考えていただきました。
ぜひ自校での継続的な取り組みへの参考にしていただけたら嬉しいです。

地域と避難所のあり方を考える

新潟市立下山中学校にて防災地域集会(テーマ学習)を行いました。
新潟市立下山中学校では、朝礼、午後の5限、6限を使って「地域と共に避難所のあり方を考えよう」というテーマで防災学習を行いました。
私が担当したのは、5限の講座の講師です。避難所の概要を説明した後、クロスロードという手法を用いて、避難所では自分がどう行動するのかを意見交換してもらいました。

6限では、自治会ごとに分かれて、地域の人も参加してグループワークを行いました。

  • もし下山中学校が避難所になったらどんなことが不安になるか
  • 中学生として何ができるのか

を考え、模造紙にまとめてもらいました。
生徒はファシリテーションの仕方について当日の朝に説明を受けただけだそうですが、てきぱきと分類し、きれいにまとめました。

飲み込みの速さには地域の大人の方々も舌を巻くほど。
意見もたくさん出てきて、議論も活発に行われていました。
視聴したDVDや5限の講座によって、自分事としてイメージを捉えることができたようです。
授業の最後に担当の先生が「良い時間だったなぁ」とぽろっとおっしゃっていたのがとても印象的でした。

改良を重ねて、毎年の行事にしていきたいそうです。

フリー参観日に防災学習

新潟市立東曽根木小学校ではフリー参観日にあわせて全学年で防災学習を行いました。
新潟市立東曽野木小学校のフリー参観日を見学してきました。各学年それぞれでテーマを持って防災学習に取り組んでいました。

  • 1~2年生は、積雪時における通学路の危険
  • 3年生は、津波からの身の守り方
  • 4年生は、地震からの身の守り方
  • 5年生は、学校内にある防災備蓄室の見学
  • 6年生は、身近にあるもので防災グッズを作ろう

あまり手をかけてコーディネートできず、非常に申し訳ない気持ちでいたのですが、「新潟県防災教育プログラム」の指導案を参考に、先生方自らが子どもたちの実状に合わせて、創意工夫された非常にすばらしい授業でした。
先生のが子どもたちに伝わり、防災について子どもたちも真剣に向き合うようになるのだと思います。

防災リーフレットを作成

新潟市立両川小学校6年生の防災学習として、防災リーフレットを作成しました。
新潟市江南区両川小学校6年生の防災学習をサポートしてきました。
年間を通して、総合的な学習の時間を活用して防災学習を進めてきた6年生。
各班でそれぞれに決めたテーマに基づき、地域の人たちに読んでもらう防災リーフレットを作成しています。

ファシリテーターが各班に一人ずつ入り、内容の絞り込みやレイアウトを相談しながら決めていきました。
防災といっても情報は多岐に渡ります。伝えたい内容をわかりやすく伝えるにはどうしたら良いのかー仲間と相談する姿は真剣そのもの。
どんなリーフレットができあがるのか楽しみです。