防災講話&グループワーク

新潟市立早通中学校(北区)で防災講話・グループワークを行いました。
52年前の6月16日に、新潟地震が起こりました。
新潟市内の小中学校では、この日に一斉に避難訓練が行われました。
避難訓練に併せて、各校で様々な防災に関する取り組みが行われたことと思います。

早通中では、避難訓練の後、熊本地震の被災地で支援をしたスタッフの避難所での話を聞き、避難所で中学生はどんなことができるか、を考えてもらうワークショップを行いました。

きおくみらい見学

上越市立美守小学校5,6年生16名の皆さんが6月10日(金)にきおくみらいに来館されました。

美守小学校は、毎年秋に、たてわり班活動をメインとする学校宿泊体験をされています。
昨年度、上越市の全小中学校職員向けの防災教育研修の講師を当 機構スタッフが勤めたことからお声がかかり、おたのしみ合宿に防災要素をプラスした「白山防災合宿」のコーディネートを行いました。

今年度は、担当の先生が変わったこともあり、先生と機構スタッフで防災合宿・メモリアル施設の見学に向けての学習の組み立てについて打合せを行いました。

地震避難訓練と防災講話

柏崎市立松浜中学校で全校生徒118名を対象に避難訓練後の防災講話を行いました。
松浜中学校は、海岸から250メートルに位置しており、3年前の東日本大震災を機に、津波を想定した避難訓練を毎年行っています。

熊本地震について

長岡市西中学校全校生徒向けに、避難訓練後に熊本地震について講話をする機会をいただきました。

防災講話前の避難訓練は、時間は事前告知なしという状況で訓練を行いましたが、直後は自分の身を守り、避難は落ち着いて行動ができておりました。
また、避難訓練前に、「地震が起きたとき、考えられる危険は?」というテーマで事前学習を行っており、「家の中」・「通学路」・「学校内」にいる時に予想できる危険性を考え、その回避方法を考えました。
その事前学習が今日の避難訓練に繋がっていて生徒の意識は高かったと感じました。

防災講話では熊本地震の被害を少しお話した後に、避難所の様子や現地でお会いした方々の様子、避難所で会った小中学生の様子をお伝えし、そこから考えられる災害時の中学生の役割・活躍をお話しました。
時間が押してしまい、感想発表はありませんでしたが、いざ、災害にあっても西中学校生徒の一人、一人が自分の身を守り、その後、大人も中学生も関係なく支え合う気持ちを少しでも持ってくれたら嬉しいです。