新潟市防災教育研修会

新潟市『防災教育』学校・地域連携事業の一環で、防災教育研修会を行いました。
今年度指定校35校の担当職員と地域教育コーディネーターに集まっていただきました。
この事業の目的は以下の2つです。

  • 災学習を通して、学校が家庭や地域と連携すること
  • 学校に定着し継続するような自校化プランを作成すること

なお、地域教育コーディネーターとは、「新潟市地域と学校パートナーシップ事業」において、学校と社会教育施設や地域活動を結ぶネットワークを形成する目的で、各校に配置されている方のことです。
研修会は、新潟市教育委員会学校支援課長よりご挨拶があり、続いて同じく学校支援課より事業概要や需用費の使い方などについての説明がありました。

次に、新潟市防災教育コンソーシアム(中越防災安全推進機構・ふるさと未来創造堂・新潟NPO協会の連合体)より、コンソーシアムの役割や中学校区ミーティングの意義などをお話しさせていただきました。

そして、昨年度特に地域教育コーディネーターの方のご尽力によって学校と地域が連携して防災学習に取り組んだ事例を、西区の立仏小学校と北区の南浜中学校の担当教職員と地域教育コーディネーターの方から発表をしていただきました。

この2校の事例を参考に、後半のグループワークでは、中学校区ごとにグループになり、各区の総務課安心安全係の方も加わって、学校と地域が連携した模擬防災学習プランを考えていただきました。中には、洪水災害をテーマとして、中学校と近くの福祉施設とで避難訓練を考えられているなど、かなり具体的に意見交換されているグループもあったようでした。

皆さん、和気あいあいとお話に夢中になっていたのが印象的でした。
防災学習に取り組んだことがなく、少々ハードルが高く感じられている方もいらっしゃったようですが、地域の人材やネットワークなど、普段からのつながりや行事に防災の視点を加えることで、無理なく防災の取り組みになるのではないかと思います。

今年度の指定校は、11中学校区35校です。
新潟市防災教育コンソーシアムのメンバーで全面的に防災学習の実践サポートをしていきたいと思います。

新潟市の教員研修会に向けたプチ講習

平成28年度新潟市「防災教育」学校・地域連携がスタートしました。
新潟市によるふるさと新潟防災教育推進事業(学校実践事業)を活用した取り組みです。
5月12日に行われる事業説明会・研修会に向けて、スタッフのミーティングを行いました。
教職員の方や地域教育コーディネーターの方に少しでも防災教育を実践するイメージをしてもらえるような研修会にできたらと思います。
研修内容は当日までのお楽しみということで、研修後に内容は報告します。

ミーティングの後にプチ講習会も行いました。
私達スタッフが「小学5年生に自分の職業を紹介するとしたら?」というお題で1人1分間のプレゼンをしました。聞き役は新潟市教育委員会の先生にお願いしました。
さすが子ども目線がわかる先生だけに、たくさんアドバイスをいただき、言葉選びや話し方に工夫が必要だと感じました。
このプチ講習会で学んだことを今後必ず活かします。
大変有意義な一日でした。