これまでの活動履歴
【防災玉手箱】避難所の課題を知り、地域のために自分ができることを考えよう
長岡市立山古志中学校
「防災玉手箱」とは?
長岡市内の小・中学校の防災教育の授業に活用できる教材(防災学習プログラム、講師派遣、参考資料等)を、「玉手箱」を模した箱にひとまとめに分かりやすく収納したものです。いつでも気軽に利用できるように工夫がされてあります。
各学校において、授業時間や学びたい内容に応じて教材を選択しながら、児童生徒が分かりやすく、楽しく防災について学べ、長岡市内外の様々な資源を活用した授業を実施できるように作成したものです。
※平成29年8月長岡市内の市立小・中学校全校に配付済み
※新潟県中越大震災復興基金義援金事業教育・文化対策事業「ふるさと新潟防災教育推進事業(学校実践)」補助金活用事業
活動紹介
平成29年9月27日(水)長岡市立山古志中学校にて、全学年を対象に「避難所の課題を知り、地域のために自分ができることを考える」をテーマに防災教室を行いました。
今回は避難所運営ゲーム(HUG)を使った学習です。
※避難所運営ゲーム(HUG)とは?
避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験する教材。
山古志中学校が避難所になったと想定し、地域の被害状況・避難所の様子・災害用で使えるもの・避難者の状況を説明し、グループで役割分担(隊長、書記など)を決めた後、ゲーム開始です。
次から次へと避難所にやってくる避難者の対応、避難所で起こる様々な出来事(物資がどんどん届くなど)に対して、グループのみんなで協力しながら、一生懸命取り組んでいました。
最後に、私たち(中学生)が災害時に避難所でできることを考え、「物資を運んで配ること。なぜなら、子供が笑顔で配るとみんなも笑顔になるから」など心が温かくなる発表をしてくれました。
※「防災玉手箱」活用教材・・【参考資料15-1】ふじのくに「HUGってなぁに」+講師派遣
担当者より一言
この記事を書いた人
NPO法人ふるさと未来創造堂
新潟県内を中心に、地域に根差した防災教育の推進をサポートするNPO法人です。 防災の視点を添えた3つのサポート(学校サポート・地域サポート・家庭サポート)を柱に、地域一体での「共育社会の再建」を目指しています。