これまでの活動履歴

【防災玉手箱】サバイバルクッキング体験

長岡市立東中学校

「防災玉手箱」とは?

長岡市内の小・中学校の防災教育の授業に活用できる教材(防災学習プログラム、講師派遣、参考資料等)を、「玉手箱」を模した箱にひとまとめに分かりやすく収納したものです。いつでも気軽に利用できるように工夫がされてあります。

各学校において、授業時間や学びたい内容に応じて教材を選択しながら、児童生徒が分かりやすく、楽しく防災について学べ、長岡市内外の様々な資源を活用した授業を実施できるように作成したものです。

※平成29年8月長岡市内の市立小・中学校全校に配付済み

※新潟県中越大震災復興基金義援金事業教育・文化対策事業「ふるさと新潟防災教育推進事業(学校実践)」補助金活用事業

活動紹介

平成30年9月12日(水)長岡市立東中学校総合防災コースにて、3年生を対象にサバイバルクッキング体験を行いました。

最初にミニホワイトボードを使ってアイスブレイク。学校の施設を確認したり、保育園と合同の避難訓練、防災グッズ作り等、防災コースで学んできたことから、皆の考える「災害時の備えとは?」を問いかけました。難しい!と言いながら、ホワイトボードを頭に掲げ、「心構え」「家族で話し合うこと」「防災グッズなど家庭で準備しておく」「相談」など沢山の意見がありました。そこで、災害に備えることを全くしていなかった時に経験した、中越地震の際の体験談を話しました。

そして、備えの1つとして、災害時の温かい食事作りを体験しました。各家庭から、お米半合、野菜1種類をそれぞれ持ち寄り、皆で分け合い、ご飯と野菜スープ、じゃがりこサラダを作りました。声をかけ合いながら、ご飯や野菜を分け合い、協力して食事作りを行いました。

最後に、東日本大震災で炊き出しを行った時の話をし、温かい食事で元気をもらえたり、辛い心が癒された人もいること、体の栄養だけでなく、心の栄養にもなることを伝えました。自分や家族のためだけでなく、中学生には地域の一員として、自分に何ができるかを考えながら、今後の活動を行ってほしいと伝え、活動を終了しました。

担当者より一言

帰り際、何か集まってるなと思ったら、生徒数名がミニホワイトボードにメッセージを残してくれました。とても嬉しかったです。ありがとうございました。

NPO法人ふるさと未来創造堂 担当者:星野

 

この記事を書いた人

英里星野

NPO法人ふるさと未来創造堂

新潟県内を中心に、地域に根差した防災教育の推進をサポートするNPO法人です。 防災の視点を添えた3つのサポート(学校サポート・地域サポート・家庭サポート)を柱に、地域一体での「共育社会の再建」を目指しています。

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