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【お米づくりからそなえを考える】半田小学校での災害食講座

柏崎市立半田小学校

半田小学校5年生は、総合的な学習の時間で春から稲作を行ってきました。地域コーディネータ―を通じて、地域の人と一緒に稲作を行ってきました。

今回はお米つながりで、災害時に食べることになるかもしれない「アルファ化米」の体験と災害時に起こったことなどを地元の防災士さんからお聞きしました。

いつ起こるかわかならい災害に備える

防災士さんの体験では、学校で習った机の下に入ることでけがを逃れたことなどを聞きました。

いざという時に備えることの大切さや、日ごろから意識していることでいざという時に助かる方法なども学びました。まさに備えあれば憂いなし

今回食べたことのないアルファ化米も、自分たちが稲作を行ったことでより身近なものに感じられたようです。お湯を注ぐだけでほんのりとお米の香りが漂ってきます。

身近に起こったこととして知る

まとめの時間に多くの質問を頂きました。

災害が実際に起きたときにどう行動すれば良いのか、一人でいるときにどう行動すればよいのかなどなど、実はそなえておくことでその不安も解消できることに気が付いてもらいたいと思います。ああそうか、と最後に質問に来てくれた子も納得できたようです。

ペットに関する質問もありました。私はペットと一緒に避難したいのですが、アレルギーの人もいるので、一緒にはいられないかも、どうすれば?やはりいざという時に備えて、日ごろから考え話し合うことが必要になってきますよね。そのために備える。大切なことです。

公衆電話の使い方も知らない子が増えています。もちろんテレホンカードを見たこともないそうです。実はいざという時の連絡手段としては、10円玉と公衆電話が通じやすいと言われています。社会のストックを見直すことも防災学習のひとつですね。

この記事を書いた人

筑波 匡介

筑波 匡介

中越沖地震の経験を展示する施設「まちから」の案内役です。 防災教育を通じて、「地域への愛着」を育み、「まちづくり」に関わる人たちをたくさん増やしていきたい考え、地域の人たちとともに、『命と地域を大切に想う気持ちを育む』防災教育を進めています。

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