これまでの活動履歴

【新発田市防災キャンプ】佐々木小学校の事例(日帰り)

新発田市立佐々木小学校

「新発田市防災キャンプ」とは?

平成29年度新発田市内全21小学校が新発田市青少年宿泊宿泊施設「あかたにの家」において、児童に「自然と向き合う正しい姿勢」を持つことを促し、「災害から生き抜く力」「未来を切り拓く力」を育むことを目的に実施された防災キャンプです。

※新潟県中越大震災復興基金義援金事業教育・文化対策事業「ふるさと新潟防災教育推進事業(学校実践)」補助金活用事業

 

活動紹介

平成29年6月13日(火)新発田市青少年宿泊施設「あかたにの家」・新発田市滝谷森林公園にて、4年生を対象に防災キャンプを行いました。

まずは滝谷森林公園にて、赤谷地域の方から自然の恵みについて、お話しいただきました。

早朝に、赤谷地域の方が採ってきてくれた10種類の山菜を見せていただき、一口ウドを食べた子どもたちは「うまい!」と大はしゃぎでした。

次に、溺れた人を川から救出するために、ペットボトルにひもを結んで投げる体験をしました。グループで、遠くに飛ばすための工夫やひもがほどけないようにしっかり縛ぶ方法を考えました。

雪解け水が冷たく川には入れませんでしたが、ひもで縛ったペットボトルを川に投げ、流れの速さが違う場所があることに気付きました。

自然の恵みと危険性について学んだ後は、青少年宿泊施設「あかたにの家」での活動です。

「あかたにの家」では、ゲストティーチャーによる羽越水害の体験談、非常食体験、大雨が降って災害が発生した設定での避難所生活体験(避難所生活で困ること・必要なことについて話し合い、防災グッズチェックリストから非常用持ち出し品について考える)、避難所生活で役に立つ新聞紙スリッパ作り体験を行いました。

担当者より一言

防災グッズ作りが楽しかった~!と言って帰っていった子どもたち。

地域の人の優しさや自然の魅力を体感し、いざ災害時に自分にもできることがあると気付くことのできた1日になったのではないかと感じています。

NPO法人ふるさと未来創造堂 担当者:星野

この記事を書いた人

英里星野

NPO法人ふるさと未来創造堂

新潟県内を中心に、地域に根差した防災教育の推進をサポートするNPO法人です。 防災の視点を添えた3つのサポート(学校サポート・地域サポート・家庭サポート)を柱に、地域一体での「共育社会の再建」を目指しています。

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