これまでの活動履歴

伝言ゲームと防災工作

新潟市矢代田ひまわりクラブ

夏休みも終盤。夏休み期間中の子どもたちは、お家にいたり、外で遊んでいたり、学校の管理下ではない8割の時間を過ごしています。
学校管理下外の8割を埋めるために、児童クラブに行ってきました。

地域の課題としての防災への取り組み

今回は小学校1年生から6年生まで約40人が集まりました。
事前にコーディネーターと打合せを重ねさせていただき、準備を行ってきました。
地域の課題としても防災の取り組みを進めたい、子どもたちから大人たちへ繋がるような機会としたいとのこと。
そういった意味で地域からもボランティアのお母さんたちが10人も参加するなど、地域と連携した防災の取り組みとして進めてきました。
さらには子どもたちが家庭へ防災を持ち帰ってもらいたいとのことで、簡単にできる工作と、防災チェックリストなども用意しました。

ゲームで知る「きちんと聞くこと」「伝えること」の難しさ

また、夏休み期間中はとくに勉強といったことに集中しにくいこともあるそうで、座学よりもゲームを通じた講座とすることにし、今回も伝言ゲームを行いました。
「地震の時は頭を守れ」で始めた言葉も、「地震の後は、頭が悪い!」に代わってしまうチームもあって、なかなか苦戦しました。
でもこれで、人に伝える、人の話をきちんと聞くことの難しさを知ってもらいました。
だからこそ、いつものように人の話をきちんと聞くことを実感してもらいました。

いざという時をクリアするために

今回は、避難所でコップがなかったことから、水分補給ができなかったことを例として、紙コップづくりと、避難所となった時にあると便利なスリッパを作成し、実際に新聞紙で作った紙コップでお茶を飲む体験もしました。

体験したみんなからは、「スリッパは簡単だから、家でも作ってみよう」「コップがない時は、これ使えるね」「新聞紙がない時はどうしよう?」といった声も聞こえてきました。
いざという時に困らないように備えることも防災です。
今日のチェックリストで家族防災会議を行ってくださいね。

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公益社団法人 中越防災安全推進機構

公益社団法人 中越防災安全推進機構は、中越地震に関する記録や研究活動を推進・支援するとともに、研究成果を安心・安全な地域づくりや防災安全産業の振興に役立てようと日々活動をしています。学校や地域での継続した防災教育のサポートを行っておりますので、防災教育にお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください!

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