新潟県防災教育プログラム

  • 雪災害・選択-6
  • 小学校 5~6年生
  • 知る

雪のとけ方を学ぶ 選択-6

ねらい

  • 実験を通して雪がとけにくい性質であることを知る。
  • 雪をとかすためには多くの熱量が必要なことを知る。

事前の準備

  • 200gの雪 (圧縮したもの) 、200gの雪 (圧縮していないもの) 、500mlの水 (温度15℃程度) 、雪と水を入れる透明な容器、温度計を準備する。

授業の流れ

[1] 導入

1. 降雪に対する備えとしてしなければいけないことを考える

冬前、冬、春先にしなければならないこととして何があるかを問いかけ、雪のとけ方について学習することを伝える。

[2] 展開

2. 雪のとけにくい性質を教える

雪をなくすためには、移動する (退かす) か、とかすしかないことを伝え、どのようにすれば雪をとかすことかできるかを問いかける。
準備した雪と、ビーカーに入った水を見せて、200gの雪にどのくらいの量の水をかけると雪が全てとけるかを問いかける。
透明な容器に200gの雪を入れてビーカーの水を少しずつ加え、水を全部入れ終わった後は温度計を見ながら水温が0℃近くになるまで待ち、とけ残った雪を見せて雪はとけにくいものであることを伝える。

200gの雪にどのくらいの量の水道水をかければ雪がとけきるかをもう一度考えさせ、発表させた後、雪をとかしきるために必要な水の量について説明する。

[3] まとめ

3. 学習した内容を確認する

授業でわかったことを発表させる。