新潟県防災教育プログラム
地震の発生状況に応じた身の守り方を学ぶ 基本-4
ねらい
- 3つの地震 (阪神・淡路、中越、中越沖) の特徴を知る。
- 発生時期、場所に応じた身の守り方を考える。
授業の流れ
[1] 導入
1. 地震の発生状況に応じた身の守り方について伝える
写真で見る3つの地震災害の写真をプロジェクターやモニター等で投映する。
阪神・淡路大震災、中越大震災、中越沖地震の写真画像を数点ずつ映し、写真ごとに地震名を紹介しつつ、「どういう特徴があるだろうか」と問いかける。
阪神・淡路大震災、中越大震災、中越沖地震の3つの被災写真 (地震直後) を見せながら、発生した時期や場所の違いによって危険や被害に違いがあることを説明し、身の守り方も変わってくることを伝える。
地震の発生状況による被害や危険の違いと、それに応じた身の守り方について学習することを伝える。
[2] 展開
2. 地震の発生時期や発生場所による被害や危険の特徴、対応行動について考える
ワークシートを配付し、写真を見ながら、導入で示した3つの地震が以下のとおり発生したことを説明する。
3つの地震について、発生した時期や時間帯、発生場所等の特徴によって、どのような被害や危険性があったか考えさせ、ワークシートの裏面に記入させ、発表させる。
ワークシートを配付し、3つの地震で考えたことを踏まえ、発生時期や発生場所に応じて、「どのような被害や危険が考えられるか」を記入させ、発表させる。
なお、ワークシートの全項目の記入が時間的に難しい場合は、「ワークシート04-2 教職員用資料」を参考に、いくつかの箇所は答えを例示しておき、読み合わせを行って理解を促す。
発生時期や発生場所の違いによる被害や危険性を踏まえて、身を守るために注意することや対応行動について考え、ワークシートに記入させて発表させる。
[3] まとめ
3. 地震についてわかったことを確認する
避難する際には、状況に応じた対応が必要なことを振り返り、さらに状況にかかわらず共通する大事な行動についても説明し、地震の際に身を守る行動をとるように呼びかける。
学習した内容について、感想や意見を発表させる。