これまでの活動履歴

【新発田市防災キャンプ】東豊小学校の事例

新発田市立東豊小学校

目次

活動紹介

令和元年6月11日(火)新発田市青少年宿泊施設「あかたにの家」にて、4年生を対象に防災キャンプを行いました。

その中で、非常用持ち出しグッズを考える活動を担当させていただきました。

中越地震の被災体験談、子どもを連れて避難所に行った様子やライフラインが止まって困ったこと等をお話しした後、グループでどんな防災グッズが必要か考える活動を行いました。
活動を通して、自分が必要だと思うもの、他の人が必要だと思うものが違うことに気付きました。

災害時の話をした時は、「なんだか心配になってきた」とつぶやく男の子。
その心配を少しでも減らし、自分や家族の命を守るためにどんな準備が必要か考えよう!と伝えた後、グループワークでも積極的に発言をしていました。 

その後、講師の家の玄関に置いている、家族の誰でもすぐに持ち出せるカバンに何が入っているか紹介し、グループでも必要なものが違うんだから、家族構成や年齢、性別によっても必要なものが違うことを確認しました。

家族それぞれどんなものが必要か、個人で書いている時、
「一緒には住んでいないけど、おばあちゃんのものも書いてよい?」
「お姉ちゃんはぬいぐるみが大好きで、一緒に持って行きたいと思う」
と一人一人が真剣に家族のことを考えていました。

家に帰ったら家族に自分が考えたものを伝えて、話し合いをすることを伝えて終了しました。

とても優しく、思いやりのある東豊小学校の皆さんでした。
家族に皆さんの想いが伝わることを願っています。

担当者:NPO法人ふるさと未来創造堂 中野

この記事を書いた人

英里星野

NPO法人ふるさと未来創造堂

新潟県内を中心に、地域に根差した防災教育の推進をサポートするNPO法人です。 防災の視点を添えた3つのサポート(学校サポート・地域サポート・家庭サポート)を柱に、地域一体での「共育社会の再建」を目指しています。

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