これまでの活動履歴
地域安全マップ作り
新潟市立小瀬小学校
活動紹介
平成29年9月30日(土)新潟市立小瀬小学校にて、5・6年生を対象に「地域安全マップ作り」をテーマに防災教室を行いました。
まずは、小瀬小学校周辺の津波ハザードマップを紹介。実際にどのくらいの高さの津波が予想されているのか、確認しました。
次に、まち歩きで危険箇所・役に立ちそうなポイントなど調べることを説明し、各地域に分かれ、まち歩きスタート。
保護者ボランティアの方々のアドバイスを参考にしながら、「電信柱が倒れたら危ない!」「ここの畑は広いから安全だね」など調べた箇所を写真に撮り、地図に書き込んでいました。
学校に戻り、まち歩きをして分かったことを地域安全マップにまとめ、完成させます。調べた箇所に撮影した写真を貼り、赤・青・黄色シールでそれぞれ色分けしたり、他の人にも伝わるようプロッキーも使い、工夫しながらまとめてくれました。
全体発表では、「ブロック塀にひびが入っていて、道に崩れてくる」「ガラスが多く、歩道や道ぎりぎりの家が危ない」など細かく調べた結果を発表してくれました。
まち歩きの時間は短かったものの、小瀬小学校の5・6年生の皆さんは活動に真剣に取り組み、沢山の発見をしてくれました。
担当者より一言
秋の文化祭で、今回作成した地域安全マップが展示されました。
【子どもたちの感想】
・地域安全マップを見て、小瀬には危ない場所がけっこうあるけど、安全な場所もいっぱいありました。自然災害がもし来ても、安全に避難することができるし、危ない場所も分かっているので気を付けることができます。
・もしもの時に自分の命を守れるように、これからも危険な場所を探したり、どう行動したらよいかを考えていきたいです。
防災の視点で普段見慣れている場所から新たな発見をしてくれた、小瀬小学校5・6年生の皆さん。
災害時、「自分の命は自分で守る」ことができるように今回の学びをどうか忘れないでほしいと思います。
NPO法人ふるさと未来創造堂 担当者:星野
この記事を書いた人
NPO法人ふるさと未来創造堂
新潟県内を中心に、地域に根差した防災教育の推進をサポートするNPO法人です。 防災の視点を添えた3つのサポート(学校サポート・地域サポート・家庭サポート)を柱に、地域一体での「共育社会の再建」を目指しています。