これまでの活動履歴

写真と語りから中越地震を学ぶ

見附市立田井小学校

見附市立田井小学校の5・6年生対象に中越地震について学びました。

田井小学校は6月24日に避難所設置訓練を予定しており、事前学習として東川口にお住いで中越市民防災安全士・防災士の吉原さんから地震が起きてからのまちの様子、避難の様子のお話を聞きました。

その状況の背景を考える

子どもたちには、前日に1枚だけ先生から写真を見せていただき、事前に質問を考えておいてもらいました。

写真についての子どもたちからの質問

  • なぜ避難所に行かず外なの?
  • 食料はどうしたの?
  • 毛布はどこから来たの?

など、たくさんの質問が出ました。

当時、避難していた場所は川口町役場(現・長岡市役所川口支所)の駐車場でしたが、道路が寸断されたり、土砂崩れが起こったりして孤立した状態になったそうです。
何回も起こった余震で怖い思いもしましたが地域の人みんなで助け合い、支えあい、寒さや食料問題などしのいでいたそうです。
そんな吉原さんの話を、子どもたちは真剣な眼差しで聞いていました。

自分たちならどうする?

では、自分たちが災害にあった時、避難所に何があったら良いのだろうか。
田井小学校も災害時は避難所になるので、みんなで考えてみました。

避難所に必要だと思う物

  • 毛布
  • 食料
  • カセットコンロ
  • 椅子
  • ダンボールのベッド など

そして最後に避難所設計をしてみました。
途中まででしたが、お年寄り、年下の子を思いやった避難所を設計をしていました。
24日の避難所設置訓練、楽しみにしています!

この記事を書いた人

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公益社団法人 中越防災安全推進機構

公益社団法人 中越防災安全推進機構は、中越地震に関する記録や研究活動を推進・支援するとともに、研究成果を安心・安全な地域づくりや防災安全産業の振興に役立てようと日々活動をしています。学校や地域での継続した防災教育のサポートを行っておりますので、防災教育にお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください!

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