これまでの活動履歴
新潟市「防災教育」学校・地域連携事業について
学校・地域連携事業研修会
平成29年2月23日(木)に平成28年度「防災教育」学校・地域連携事業実施報告会、平成29年度「防災教育」学校・地域連携事業研修会を開催しました。
新潟市では、ふるさと新潟防災教育推進事業(学校実践事業)を活用して、新潟市防災教育学校連携事業(平成27年度~31年度)を実施しています。
毎年約35校の小中学校をモデル校に指定し、防災教育の自校化を進めています。
この日は、平成28年度の指定校(実施終了)と29年度の指定校(実施予定)の計68校の担当教員が一同に会し、実践事例報告会兼研修会を行いました。
はじめに、当事業に至るまでの背景や目的、防災教育を進めて行く中でのサポート体制などの説明後、代表校3校より実践報告を行いました。
- 南区:臼井小学校・臼井中学校(小学校・中学校が連携した事例)
- 北区:松浜中学校(地域と連携した事例)
3校とも様々な形で工夫し、自校にあわせた学習を行っており、発表を聞いた教職員も大変参考になったのではないかと感じました。
後半はグループに分かれて、28年度指定校の教職員は今年度の取り組みについての紹介・感想共有を行い、その後、29年度の教職員から28年度指定校の教職員へ聞いてみたいことについてのフリーディスカッションを行いました。
- この研修会があり来年度の防災教育を取り組むイメージができた
- 区(行政)から備品を借りられることもある
- 防災担当以外の教職員への協力依頼は大切、早めに
- 今日帰ったら管理職に相談してみる
など、発表では前向きな発言が多かったのが印象的でした。
28年度指定校の教職員は、今年一年かけて防災教育に取り組んだ振り返りや他校の防災教育の取り組みについて知ることができ、29年度指定校の教職員は、実際に各学校でどんな取り組みがされているのか、その中で工夫した点などを参考にしていただくことや、来年度の防災教育の取り組みイメージができたのではないかと思います。
今後、私達も一緒に防災教育について話し合っていければと思います。
ありがとうございます。
この記事を書いた人
公益社団法人 中越防災安全推進機構
公益社団法人 中越防災安全推進機構は、中越地震に関する記録や研究活動を推進・支援するとともに、研究成果を安心・安全な地域づくりや防災安全産業の振興に役立てようと日々活動をしています。学校や地域での継続した防災教育のサポートを行っておりますので、防災教育にお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください!